最近ではタロットカードと同じくらい人気で、占い初心者向けとも言われている「オラクルカード」。2000年くらいに日本でも出版されるようになり、名前だけでも聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。「オラクルカードって何なの?」「オラクルカードとタロットカードは違うの?」「オラクルカードのやり方や種類が知りたい」といった方に向けて、この記事では
- オラクルカードとは
- オラクルカードとタロットカードの違い
- オラクルカードのやり方
- オラクルカードの種類を紹介
について解説していきます。この記事を読むことでオラクルカードについてわかります。是非、最後まで読んでみてください。
オラクルカードとは
オラクルカードとは、「神託」や「お告げ」などのメッセージを受け取るカードです。占術では「卜術」に位置づけられ、偶然性からメッセージを受け取る手法になります。
現在日本では数百種類のカードが出版されています。悩んだ時や困った時にオラクルカードを使うことで、現状に必要なメッセージを届けてくれます。
西洋の歴史
1970年代、「Secret Dakini Oracle」という最古のオラクルカードが出版されました。
その後、ケルト神話やマヤ文明などがモチーフのカードが80年代から90年代にかけて出版。90年代後半には、神秘的な世界のカードがアメリカで発売され、爆発的な人気商品となりました。
日本の歴史
日本のオラクルカードは、90年代に出版が始まります。心理学要素のカードやエンジェルカードが発売され、大ヒット。
その後、海外出版したカードの日本版が続々と発売され、様々なテーマのカードにより多くのファンを生み出しました。
2000年代中盤より、日本国内で製造したカードが出回り、神様や観音様などを描いた日本独自のカードも販売。
2010年代からは、インディーズ出版のカードが販売されるようになり、日本のオラクルカードは「海外出版」「国内出版」「インディーズ出版」のカテゴリーに分かれました。
オラクルカードとタロットカードの違い
オラクルカードとタロットカードは、そもそも性質が異なります。タロットカードは22枚の大アルカナと56枚の小アルカナの計78枚の構成ですが、オラクルカードは枚数制限がありません。
オラクルカードは一般的に40枚から50枚のデッキで、カードの説明が書かれた説明書が付きます。タロットは過去と現状、未来の状況へのアドバイスなどが占いますが、オラクルカードは現在の自分に必要な気付きを与えてくれます。
オラクルカードのやり方
オラクルカードには説明書が付属されており、使い方が掲載されています。一般的な使い方としては、カードへの質問を決め、シャッフルしてから1枚引きます。
その引いたカードが今の自分への最適なメッセージです。
慣れた人は、2枚のカードでより具体性のあるメッセージを受け取るようにもなれます。オラクルカードの種類によっては「仕事」や「恋愛」など、テーマに特化したカードもあります。
オラクルカードの種類を紹介
オラクルカードには様々な種類のカードがあります。描かれているモチーフの種類は以下の通りです。
- 神系:神様、女神、観音、仏、龍神
- 精霊系:妖精、天使、人魚
- 古代の叡智系:古代の伝承・物語、人生哲学、古代文明
- 自然:宇宙、花、動物、パワーストーン
- 言葉系:漢字、いろは、古代文字、アファメーション
- その他:心理学・セラピーなど
まとめ
今回は、オラクルカードについてやタロットとの違いについて解説しました。オラクルカードには様々なモチーフがあるので、自分の好きな絵柄や種類で決めるとよいでしょう。ガイドもあるので、初心者向けとなっているオラクルカード。興味がある方はこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。