1988年公開の名作映画『レインマン』。レイモンドを演じたのはダスティン・ホフマン、弟チャーリーを演じたのはトム・クルーズです。本作は第61回アカデミー賞で主要4部門を受賞した名作で、現在もテレビや配信で親しまれています。この記事では、キャスト一覧、基本情報、あらすじ、結末までのネタバレを順に解説します。
レインマンの基本情報
『レインマン』は1988年に製作されたアメリカ映画です。監督はバリー・レヴィンソン、製作会社はユナイテッド・アーティスツでした。日本では1989年2月25日に公開され、ロングランの大ヒットを記録しています。音楽はハンス・ジマー、撮影はジョン・シールが担当しました。
| 項目 | 内容 |
| 原題 | Rain Man |
| 公開年 | 1988年(日本公開は1989年2月25日) |
| 上映時間 | 133分 |
| 監督 | バリー・レヴィンソン |
| 脚本 | バリー・モロー、ロナルド・バス |
| 音楽 | ハンス・ジマー |
| 製作会社 | ユナイテッド・アーティスツ |
| 製作費 | 約2500万ドル |
| 全世界興行収入 | 約3億5400万ドル |
製作費に対して興行収入は大きく上回り、自閉症への関心を高めた作品としても知られています。
レインマンのキャスト一覧
本作の中心は、レイモンド役のダスティン・ホフマンと、チャーリー役のトム・クルーズです。以下の表に、主要な出演者と役柄をまとめました。
| 役名 | 俳優 | 役柄の概要 |
| レイモンド・バビット | ダスティン・ホフマン | サヴァント症候群の兄 |
| チャーリー・バビット | トム・クルーズ | 中古車ディーラーの弟 |
| スザンナ | ヴァレリア・ゴリノ | チャーリーの恋人 |
| ブルーナー医師 | ジェラルド・R・モーレン | 施設の責任者 |
| バーン | マイケル・D・ロバーツ | 施設の職員 |
| レニー | ラルフ・シーモア | チャーリーの同僚 |
| サリー・ディブス | ボニー・ハント | レストランのウェイトレス |
| ジョン・ムーニー | ジャック・マードック | 父親の弁護士 |
なお、レイモンドたちを診察するマーストン医師は、監督のバリー・レヴィンソン本人が演じるカメオ出演です。
日本語吹替の声優
日本語吹替では、レイモンドに富山敬、チャーリーに井上和彦が声をあてています。スザンナ役は羽村京子、ブルーナー医師役は北村弘一が演じ、声優陣の演技も高く評価されています。
レインマンのあらすじ(ネタバレなし)
物語の鍵になる「サヴァント症候群」は、特定の分野に驚異的な能力を持ちながら、会話や行動のパターンに強いこだわりが出る特性のことです。レイモンドは数字の記憶に卓越していますが、予定が変わるとパニックを起こしてしまいます。
物語の舞台は、アメリカのロサンゼルスです。中古車ディーラーを営むチャーリーは、借金の返済に追われる日々を送っていました。そんな彼のもとに、長年疎遠だった父の訃報が届きます。
葬儀のため故郷シンシナティに戻ったチャーリーは、思わぬ事実を知ることになります。自分には自閉症の兄レイモンドがいること、そして300万ドルを超える遺産がすべてレイモンドのものになることです。遺産を得るため、チャーリーはレイモンドを施設から連れ出します。
ラスベガスでのカジノシーン
レイモンドは瞬時に計算する驚異的な記憶力の持ち主でした。資金を作るため、チャーリーはブラックジャックのカードを数えさせ、ラスベガスで勝負を挑みます。旅を重ねるうちに、兄弟の間に少しずつ絆が生まれていきます。
レインマンのネタバレあらすじ(結末)
ここからは結末に触れる内容を含みます。まだ本作を観ていない方は、ご注意ください。
あらすじの流れ(ネタバレあり)
父の訃報
借金に追われるチャーリーのもとに、疎遠だった父の死が届く
兄弟の出会い
遺産の行方を探るうち、自閉症の兄レイモンドの存在を知る
ラスベガスへ
レイモンドの記憶力を頼りにカジノで勝負、絆が芽生える
結末
レイモンドは施設へ戻り、チャーリーは再会を約束する
旅の中でチャーリーは、幼い頃の「レインマン」という空想の友達が、実はレイモンドのことだと気付きます。レイモンドは幼いチャーリーをお湯でやけどさせる事故を起こし、それ以来施設で暮らしてきたのでした。
ロサンゼルスに戻った兄弟でしたが、レイモンドは暮らす場所を自分で決めることができません。結局レイモンドは施設へ戻ることになり、チャーリーは2週間後に会いに行くと約束します。別れ際に頭を寄せ合うシーンは、映画史に残る名シーンの1つとされています。
レインマンの受賞歴
本作は第61回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4部門を受賞しました。主演男優賞はレイモンド役のダスティン・ホフマンが手にしています。
第46回ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)でも作品賞と主演男優賞を獲得しました。第39回ベルリン国際映画祭では最高賞の金熊賞を受賞し、1990年の日本アカデミー賞では最優秀外国作品賞に輝いています。
ホフマンは役作りのため、自閉症について約1年間調査を重ねたとされています。その緻密な演技が高い評価につながったと考えられます。
舞台化されたレインマン
本作は舞台作品としても人気を博しています。日本では2006年に初演され、チャーリー役に椎名桔平、レイモンド役に橋爪功が扮しました。2018年の再演では、チャーリー役を藤原竜也が演じています。
海外でも2008年にロンドンのウェストエンドで上演され、チャーリー役にはジョシュ・ハートネットが起用されました。映画とは異なる表現も、多くの観客を魅了しています。
まとめ
『レインマン』のキャストは、レイモンド役のダスティン・ホフマンと、チャーリー役のトム・クルーズを中心に構成されています。遺産をめぐる旅を通じて変化していく兄弟の姿は、今も多くの人の心を動かし続けています。あらすじと結末をざっくり把握したうえで鑑賞すると、新たな発見があるかもしれません。カジノを舞台にした映画がお好きな方は、『ラスベガスをぶっつぶせ』の記事もご覧ください。









