ボードゲームの「ゴキブリポーカー(原題:Kakerlakenpoker)」は、2004年にドイツで発売されて以来、世界中で根強い人気を誇る心理戦要素の強いブラフゲームです。
一般的なボードゲームは勝者を決めたり、順位で競いますが、ごきぶりポーカーの場合は敗者(1人負け)を決めるという特徴的なゲームシステムを持っており、初めてごきぶりポーカーで遊ぶときに少し戸惑うこともあるかもしれません。
そこで今回は、世界中で遊ばれている人気のボードゲーム「ゴキブリポーカー」のルールや遊び方を初心者にもわかりやすく解説するとともに、負けないための必勝法や戦略についても解説していきます。
ゴキブリポーカーのルールを初心者向けに解説!
それでは早速、ゴキブリポーカーの詳しいルールや遊び方について見ていきましょう。
ゴキブリポーカーは名前に”ポーカー”と付いていますが、トランプのポーカーのような役(ストレートやフラッシュなど)を作るゲーム性ではなく、真実と嘘を組み合わせて相手を騙す「ブラフ(ハッタリ)」が勝敗を分けるゲームです。
ゴキブリポーカーのルールは非常にシンプルで、初心者でもすぐに覚えることができるでしょう。
基本スペック
ゴキブリポーカーの基本的なスペック情報です。
- 難易度:優しい
- プレイ人数:2~6人
- 標準プレイ時間:20~30分
- 対象年齢:8歳以上
カード構成
ゴキブリポーカーは、専用のカードを使用。カードには、一般的に嫌われ者とされている8種類の生き物が描かれており、各8枚の合計64枚で構成されています。
| 生き物の種類(全8種) | 枚数 |
| ゴキブリ(Cockroach) | 8枚 |
| ハエ(Fly) | 8枚 |
| クモ(Spider) | 8枚 |
| カメムシ(Stink bug) | 8枚 |
| ネズミ(Rat) | 8枚 |
| サソリ(Scorpion) | 8枚 |
| トカゲ(Lizard) | 8枚 |
| コウモリ(Bat) | 8枚 |
ゲーム性とルール
ゴキブリポーカーのプレイヤーは、嫌われ者が描かれた8種類のカードを押し付け合い、相手の噓(ブラフ)を見破ることができたらそのカードは引き取らなくて済みますが、見破ることができなかったらそのカードを引き取らなければなりません。
引き取ったカードは全員に見えるように自分の前に置き、最終的に同じ種類のカードが4枚揃った時点で、そのプレイヤーが負けとなります。もしくは、自分の手番になった時に手札が1枚も残っていない場合も負けです。
このゲームは、「勝者を決めずに、1人の敗者が決まった時点でゲームが終了」という独自の終了条件となっているので注意しましょう。
ゴキブリポーカーの遊び方・ゲームの流れ
ここからはゴキブリポーカーの詳しい遊び方・ゲームの流れを解説していきます。
1.カードの配布と手札の確認
最初にすべてのカード(64枚)をよくシャッフルし、ゲームに参加するすべてのプレイヤーに均等に配り切りましょう。このとき余りのカードが出た場合は、誰にも見られないよう裏向きのまま端に置いておきます。
配られたカードは自分の手札となるためカードを確認しますが、この時誰にも見られないように注意しましょう。
2.スタートプレイヤー(手番)
手番のプレイヤー(スタートプレイヤー)は、手札からカードを1枚選び裏向きのまま他のプレイヤーを1人指名して差し出します。その際、差し出したカードに描かれた生き物を「これは〇〇です」と宣言しましょう。
この宣言は、本当のことを言っても、嘘の宣言をしても構いません。(例:本当はゴキブリのカードなのに、トカゲと宣言して渡す)。
指名されたプレイヤーは、勝負をする(嘘か本当かを見破る)か、次の人へパスするかを選択します。
2-1.勝負する場合
指名されたプレイヤーが勝負を選択した場合、その宣言が本当か嘘かを回答してカードを表向きにしましょう。
2-2.パスする場合
パスと宣言することにより、勝負を次のプレイヤーに回すことが可能です。この場合は自分だけカードを確認して、そのカードを使ってまだ指名されていない別のプレイヤーに勝負を挑みます。
この時、新たにカードに描かれている生き物を宣言しますが、前のプレイヤーと同じであっても、他の生き物を宣言しても大丈夫です。
なお、パスはそのカードを確認していないプレイヤーへ次々と回せますが、全員がパスを選択して最後の1人になった場合は、そのプレイヤーはパスすることができずに必ず勝負しなければならないので注意しましょう。
3.カードオープンと勝敗
宣言者の真偽を見破ることができたのなら、そのカードは宣言をしたプレイヤーに戻されて自分の場に表向きで置きます。逆に真偽を見破ることができなかった場合は、そのカードは指名されたプレイヤーが引き取り、場に表向きで置きます。
パスがあった後に宣言を見破られてしまった場合は、最後に宣言をしたプレイヤーがカードを引き取ることになります。
その後、カードを受け取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーとなり、手札から新たに1枚裏向きでカードを出して宣言しましょう。
4.ゲーム終了条件(敗北)
ゴキブリポーカーのルールでは、以下のいずれかの条件が満たされた瞬間にゲームが終了し、その条件を満たしたプレイヤー1人が単独の敗者となり、他のプレイヤーが全員勝者となります。
- 条件①:誰か1人の前に、同じ種類の生き物カードが4枚表向きで並んだとき
- 条件②:自分の手札が1枚もない状態で、自分が新しくカードを出す番になったとき
ゴキブリポーカーの必勝法や戦略
ゴキブリポーカーは、一見すると完全な運のゲームに見えるかもしれませんが、少しでも勝率を挙げるための必勝法や戦略(コツ)が存在します。
「正直」と「嘘」のバランスを崩す
毎回正直、もしくは毎回嘘の宣言をしていてはすぐに見破られてしまいます。「8割は正直、2割が嘘」のように、自分なりにパターンの割合を変えたりして相手に悟られないよう工夫することが重要です。
序盤はなるべくリスクを取らない
ゲームの序盤で特定のカードを3枚揃えてしまうと、そのカードを受け取った瞬間に敗北が確定します。自分の場にあるカードを常に意識しながら、戦略的にパスを上手く使ってリスクを回避しましょう。
相手の「癖」を読む
人は嘘をつく時に特定の動作(視線、手元、喋り方)がでることがあります。ゲーム中は他のプレイヤーをよく観察し、嘘をつく際の癖を見つけることができたら勝率はグッと高まります。
おすすめのプレイ人数
ゴキブリポーカーは2〜6人で遊ぶことができますが、最もおすすめな人数は4〜5人です。
- 4~5人:心理戦の複雑さが増し、パスを使っての戦略性が最大化される人数
- 2~3人:少人数の心理戦となり、非常にシビアで読み合いが深くなる
- 6人:ゲーム展開が早く、ワイワイと楽しむパーティーゲームとして最適
人数によってゲームの雰囲気も絶妙に変化するので、様々な楽しみ方ができるでしょう。
まとめ
ゴキブリポーカーはルールが単純でありながらも、本格的な心理戦を楽しむことができるボードゲームです。大人数が集まる飲み会や、家族での団らんの場に一つあるだけで、すぐに盛り上がることができるでしょう。
是非みなさんも、基本的な遊び方と、今回ご紹介した必勝法を覚えて遊んでみてはいかがでしょうか。









