初心者でもできる!選んだカードを当てるトランプマジック 3選!
見るものをあっと驚かせるマジック。実は初心者でもやり方を知れば割と簡単にできるトランプマジックも結構あるんですね。
今回は初心者でもできるトランプマジック(カードマジック)を紹介します。簡単だけどすごいマジックは沢山あるので、一つでも覚えておけばいざという時に披露できるかもしれません
選ばれたカードだけが裏向きになっているマジック
まずはトランプマジック 選んだカードを当てるものの中でも王道のマジックを紹介します。
トランプを使ったカードマジックの手順は、始めにトランプの中から相手に一枚選んでもらい、それを覚えてもらった後にそのトランプを束の真ん中くらいに戻してもらいます。
その後一度カードの束を箱に入れて再び取り出し、表向きにカードを広げると……なんと!一枚だけ裏向きになっているカードがあり、それが先程選ばれたカード!という流れですよ。
【種明かし】カードの束にある一番下のカードを裏向きにしておくだけ
一体どんな仕掛けがあるのかと思えば、そう大掛かりなことはありません。
カードの束の一番下のカードを裏向きにしておき、相手に選んだカードを覚えてもらっている間に、気づかれないように山札をくるりとひっくり返しておくと、中のカードはすべて数字が表の状態になっており、相手に戻してもらう時点でそのカードだけ向きが反対になるという仕組みです。
一度箱に入れたトランプを再度出す時に、最初に裏向き(逆向き)にした束の端のカードを箱に残したままにしておくと完璧ですね。
選ばれたトランプを指定の順番で取り出すマジック
続いて紹介するのは、相手に選んでもらったカードが相手が決めた枚数のトランプをめくったタイミングでちょうど出てくるというマジックです。
まずはトランプを一枚相手に選んでもらい、カードを覚えてもらってから束の一番上に乗せてもらいます。その後カードをシャッフルし、いざ選んでもらったカードを当てようというところで「何枚目に出してほしいですか?」と聞きます。
相手が決めた枚数まで束の下からカードを出していき、丁度相手が指定した枚数のタイミングで選んでもらったカードを出すというマジックですよ。そんなこと、本当に簡単にできるのでしょうか?
【種明かし】ちょっとした技術を使ってマジックを行う
このマジックでは相手に選んでもらったカードを束の一番上に乗せてもらってからシャッフルを行うのですが、一番上に乗せたカードはシャッフルをする中で一番下に固定することができます。
オーバーシャッフルと呼ばれるシャッフルをしている最中に、相手に気づかれないように一番上のカードを一番下へと持っていくのですね。(リフルシャッフルではできないため注意)
オーバーハンドシャッフルの魅せ方のコツとは?スタイリッシュなテクニックを紹介! 2024年2月 – MAGICDOOR-マジックドア
そうして一番下に持っていったカードは、その後小指を使って少しだけ後ろにずらしておくと(こちらはスライディングと呼ばれる技法です)、その後の下からカードを取り出していくタイミングで、一番下のカードをよけながらあたかも下からめくっているようにカードを取り出すことができるのです。
指定されたタイミングになったら、ずらしていたそのカードを相手に見せてマジック成功です!
シンプルな手順で相手の選んだカードを当てるマジック
最後に紹介するのは、かなりシンプルな手順で相手の選んだカードを当てる事ができるマジックです。
「種も仕掛けもありません」と相手にトランプを見せてから、束の中から一枚選んでもらい、そのカードを覚えてもらってから束の一番下にカードを戻してもらいます。
その後トランプをシャッフルしてからトランプの束をオープンにして、全て表になっているカードの中から一枚、「あなたの選んだカードはこれですね」と見せると、それが正しく正解!というマジックです。
選んでもらって、シャッフルして、何も特別なことはしていないように思えますが、これでカードを当てられるのでしょうか?
【種明かし】シャッフルの仕方が肝
このマジックの大事なところは、相手にカードを選んで貰う前の底のカードが何なのかを自分でも確認しておくということ。最初に相手にトランプを見せている時に、さり気なく自分も底のカードを見ておきましょう。相手にカードを選んでもらった後、底に戻してもらったそのカードの上のカードは最初に自分が確認したカードですから、
あとはシャッフルの際にその二枚がバラバラにならないように気をつけながらシャッフルを行います。うまくシャッフルができていれば、最後にカードを当てる時も最初に確認したカードを手がかりに、相手が選んだカードを当てられるというわけです。
最後に
今回は選んだカードを当てるトランプマジックについて紹介しました。
どれも大掛かりな仕掛けはないだけに、うまくやらないと怪しまれたり、仕掛けがバレたりするかもしれません。会話などで相手の気を逸らしたり、うまく気づかせないようにする振る舞い(ミスディレクション)も大事ですよ。