昔から世界共通で楽しまれてきた、トランプ。カードを使って様々なゲームや遊びが成立する、暇つぶしや知育にもぴったりのカードゲームですよね。
ババ抜きや七並べ、神経衰弱などさまざまな遊び方がありますが、トランプ全部で何枚あるのか、そしてその意味はご存じでしょうか?
そして、今日は謎めいていて少しだけ不気味なジョーカーについて、どんな意味があるのも徹底調査していきたいと思います!
トランプは全部で何枚ある?トランプ 枚数に隠された意味とは?
トランプの枚数は、4種類のマークがそれぞれ13枚。合計52枚のカードで構成されています。
それぞれのマークが季節を表していて、四季なので4種類あります。そして、それぞれの季節が13週あることを意味し、トランプ 枚数は13枚となっています。
そう、トランプは枚数全てで「1年」を表しているのですね。13週の季節が4回めぐると、52。そして1週間は7日なので、掛けると364になります。おや、1年なのに364日しかありませんね!
そんなときに登場するのが、そう!ジョーカーなんです。ジョーカーを1枚足して、365日となるのですね。
しかし、トランプによってはジョーカーが2枚ついているものもあります。それは、うるう年で366日になる年があることをトランプ 枚数で意味しているそうですよ。
ジョーカーって一体何?どんな意味がある?
それでは、そんなジョーカーに隠された意味を紐解いていきましょう!
ジョーカーに描かれているのは誰?
ジョーカーに描かれている人物は、道化師。道化師というと、ピエロを思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、実は道化師ってピエロだけではないんですよ。
トランプの場合、ジョーカーとして描かれている道化師は「宮廷道化師」と呼ばれた、王様や貴族を楽しませるために仕える人たちではないかといわれています。
ジョーカーは、英語で表記すると「joker」となり、言葉通りジョークを言って笑わせる人、という意味だったのですね。
どうしてジョーカーは不気味なの?
ジョーカー、いわば道化師というのは、悪魔と取引をした人とも思われていました。
中世ヨーロッパは、悪魔と人間の取引が信じられていた時代。それにより、道化師は恐ろしい姿で描かれることが多いのだそうですよ。
「トランプ」とは「切り札」という意味との関連
英語では単純にPlaying cardsと呼ばれていますが、日本語ではトランプと呼ばれていますよね。実は、このトランプという英語自体に「切り札」という意味があるそう。
私たちがトランプで遊ぶときに、切り札として使うのはジョーカーではないでしょうか?
そう、切り札を意味する「トランプ」という呼び名は、ジョーカーに由来しているのではないかといわれているんです。
まとめ
意外と知らないトランプの秘密、いかがでしたでしょうか?
特にジョーカーに関しては、謎が多くてミステリアスな存在でしたよね。私たちは小さな頃からトランプで遊んできて、無条件に「ジョーカーは強い」と刷り込まれてきました。
時には切り札として、ゲームの中で革命を起こす役割を果たすこともあれば、ババ抜きのように「絶対に来てほしくない」カードになることも。
遊び方によって顔を変えるジョーカーですが、モデルとなった人物や歴史には深い意味があったのですね。今後、トランプで遊ぶ際には、ぜひそんなジョーカーの由来にも注目してみましょう!