お正月など、家族で集まってワイワイ楽しめるトランプゲーム。今回は複数人で遊べる「ウスノロ(うすのろばかまぬけ)」のルールや遊び方を紹介していきます。興味がある方はこの機会に遊んでみては如何でしょうか。
『ウスノロ』ってどんなゲーム?
「ウスノロ」は地域によって呼び方が「うすのろばかまぬけ」「うすのろまぬけ」「うすのろのばか」と変わるゲームです。手札を揃えるトランプ要素に加えて、「豚のしっぽ」のような反射神経を使う要素もあります。ルールがわかりやすいため、誰でも楽しむことが可能です。
プレイ人数 | 3~7人 |
対象年齢 | 6歳以上 |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
『ウスノロ』で使用するカード
ウスノロでは、以下のカードを使用します。
- 同じ数字のカード4枚×参加人数分
『ウスノロ』の基本用語
手札
プレイヤーの前に配られた4枚のカード
コイン
中央に置かれたコイン(参加者の数より1つ少ない)
『ウスノロ』のルール・遊び方
それでは『ウスノロ』のルール・遊び方を紹介していきます!
(以下、画像の出典:トランプスタジアム)
ゲームの勝敗
いらないカードを隣に渡し、1人でも4枚同じカードになったら中央のコインを争奪します。コインが取れなかった人は負けです。これを繰り返し、負けた回数が1回目は「ウ」、2回目は「ス」、3回目は「ノ」、4回目は「ロ」と称号を1文字ずつ与えられます。最初に累計4回負け「ウスノロ」となった人が最下位です。
ゲームのルール
ゲームの準備
同じ数字×人数分のカードをシャッフルし、各参加者に裏向きで4枚ずつ配ります。中央に参加者より1つ少ないコインを置きます。
一斉にいらないカードを1枚渡す
参加者はそれぞれいらないカードを1枚選択。「1,2の3」や「せーの」など、掛け声と同時に、全員一斉にいらないカードを裏向きで左隣の人に渡します。誰か1人が手札に同じ数字が4枚揃うまでカード交換を繰り返します。
4枚同じ数字になったらコインを取る
手札の数字がすべて同じになった人は、真ん中に置いてあるコインを取ります。誰かがコインと取った時、他の人も残ったコインを取ります。数字が4枚揃っていないのにコインを触るとお手付きになり、負けになります。
コインを取れなかった人が負け
コインを獲得できなかった人は負けとなり、称号が与えられます。累計1回目は「ウ」、累計2回目は「ウス」、累計3回目は「ウスノ」となり、累計4回で「ウスノロ」となります。
最下位が決まるまで繰り返す
1~3を繰り返し、最終的に「ウスノロ」となった参加者が最下位になります。コインが取れなかった回数で順位を決めましょう。
ローカルルール
「ウスノロ」にあるローカルルールを紹介します。
うすのろばか
基本的なルールでは累計4回負けの「ウスノロ」までですが、地域によっては累計6回負けて「うすのろばか」になると負けになる独自のルールがあります。他にも、累計7回の「うすのろまぬけ」、累計9回の「うすのろばかまぬけ」があります。
同じ称号としか喋られない
同じ称号の人としか喋れないローカルルールがあります。「ウス」の人は「ウス」の人としか喋ることができず、「ウスノ」の人は「ウスノ」の人としか喋られません。もし、自分より低い称号の人と喋ってしまうと、自分も同じ称号になってしまいます。例えば「ウ」の人が「ウスノ」と会話してしまうと、「ウスノ」になってしまいます。これにより、1番負けている人が他の人に喋らせて逆転を狙うというプレイが出来ます。
フェイント
コインを取るフリをするフェイント有りのルールがあります。フェイントによって相手がコインに触ってしまい、負けを誘えるプレイができます。しかし、やりすぎるとゲームが進まない恐れがあるので「フェイントできる回数は1ラウンドに何回」と決めたほうが良いでしょう。
まとめ
トランプゲーム『ウスノロ』のルール・遊び方は理解できましたか?
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!