ポーカーといえば、5枚のカードで役を作って競うカードゲームというイメージや、初心者には敷居が高いというイメージかもしれません。しかし、実は初心者でもプレイしやすい3枚のカードを使うポーカーがあるんです。その名も「スリーカードポーカー」。
ランドカジノだけでなく、最近ではポーカー アプリ おすすめランキングにも登場するほどポーカー人気は高まっており、スマホ1つでも本格的に遊べるのも魅力です。本記事では、そんなスリーカードポーカーのルールや役をわかりやすく解説していきます。
スリーカードポーカーとは?
スリーカードポーカー(Three Card Poker)の起源は19世紀とも20世紀とも言われており、アメリカのニューオリンズが発祥とも言われています。従来のポーカーとは異なるのはカードの枚数で、プレイヤーとディーラーがそれぞれ3枚のカードで勝負をするシンプルなルールが特徴です。短時間で決着がつくため、初心者でも手軽に楽しめるのが魅力です。現在では、ラスベガスやマカオをはじめ、世界中のカジノで人気のあるテーブルゲームの一つです。
スリーカードポーカーの流れとルール
スリーカードポーカーで使用するカードはジョーカーを除いた52枚のトランプカードです。4つの絵柄(スート)と、1〜13の数字(ランク)の計52枚です。
ゲームの流れ
まずはスリーカードのゲームの流れから見ていきましょう。ディーラーが居る空きテーブルの席に着きます。
アンティ(Ante)とペアプラス(Pair Plus)にベット
プレイヤーはゲーム開始時に「アンティ」と呼ばれる基本ベットを置きます。加えて、オプションとして「ペアプラス」に賭けることも可能です。ペアプラスは、自分の手札に特定の役(ペア以上)ができるかどうかを予想する賭けです。
カードの配布とアクション
プレイヤーとディーラーはそれぞれ3枚のカードを伏せた状態で受け取ります。自分の手札を確認し、プレイするか降りるかを選びます。
- プレイ(Play): アンティと同額の「プレイベット」を追加する
- フォールド(Fold): 降参し、アンティを失う
ディーラーのカードオープンと勝敗
ディーラーが手札を公開し、Q以上のカードを含む手札がある場合(クオリファイ)のみ勝負に参加できます。
ディーラーがクオリファイしなかった場合、アンティベットは2倍払い戻し、プレイベットは押し分け(返金)となります。
ディーラーがクオリファイし、プレイヤーの手札がディーラーの手札より強ければ、アンティとプレイベットの両方が2倍払い戻しされます。逆に、ディーラーの手札が強い場合は、プレイヤーはアンティとプレイベットを失います。また、ペアプラスに賭けていた場合、プレイヤーの手札に「ペア」以上の役ができていれば、カジノディーラーの手札に関係なく固定オッズで支払いを受けられます。
スリーカードポーカーの役(ハンド)とルール
使うカードが3枚ということで、スリーカードポーカーの役は5種類、ルール上通常のポーカーよりも役の数が少なくなっています。
- ストレートフラッシュ:同じスーツでランクが3つ順番に並んでいる3枚
- スリーカード:同じランクが3枚揃ったもの
- ストレート:ランクが3つ順番に並んでいる3枚
- フラッシュ:同じ柄が3枚揃ったもの
- ペア:同じ数字や絵柄が2枚揃ったもの
- ハイカード(ブタとも言います):上記の役が含まれず、何も揃っていない状態
役の強さ
通常の5枚ポーカーと役の強さも異なります。3枚のカードを使うため、フラッシュが出やすくなります。そのためのルールとも言えるでしょう。
役の強さとして、ストレートフラッシュ>スリーカード>ストレート>フラッシュ>ペアの通りです。
まとめ
スリーカードポーカーのルールや役など理解を深めていただけたでしょうか?スリーカードポーカーは、シンプルなルールと短時間で決着がつくスピーディーさが特徴のカジノゲームです。プレイヤーは自分の手札の強さを判断しプレイを続けるかフォールドするかを決めるだけなので、ポーカー初心者でも簡単に楽しめます。
さらに、ペアプラスやアンティボーナスを活用することで、戦略的に高配当を狙うことも可能です。カジノでポーカーに挑戦してみたいけれど、通常のテキサスホールデムやオマハは難しそうという方には、まずこのトランプゲームの一種であるスリーカードポーカーから始めてみるのがおすすめです。