積み上げられた麻雀牌の中から同じ絵柄の牌をペアで探し、取り除くことで、すべての牌を消すことを目指すパズルゲーム『麻雀ソリティア』、ソリティアのルールで人気のクロンダイクのようなゲームを麻雀牌でできることで人気となっています。今回はそんな麻雀ソリティアの遊び方をご紹介します。
麻雀ソリティアとは
麻雀ソリティアとは、19世紀初頭にフランスでソリティアが人気を博したことや19世紀後半に「上海」と呼ばれる麻雀牌を使ったパズルゲームが生まれたことが始まりと言われているゲームです。麻雀ソリティアには、「四川省」のように麻雀牌を並べて同じ絵柄を消していくタイプや「二角取り」のように同じ絵柄の牌を直線で結んで消していくタイプなど様々な種類があり、現代でも様々なルールの麻雀ソリティアが楽しまれています。
ソリティアとは
ソリティアとはボードゲームやカードゲームなどのうち、一人だけで遊ぶことのできるゲームの総称のことを言い、トランプのクロンダイクが「ソリティア」と呼ばれていることからトランプの印象が強いソリティアですが、実はそうではありません。Windowsに標準添付だったクロンダイクのゲームプログラムが「ソリティア」という名前だったことからクロンダイク=ソリティアと思っている人が多いようです。実際のソリティアはクロンダイクはもちろん、上海、四川省、ペグ・ソリテールなどもソリティアの一種になります。
麻雀ソリティアの遊び方
ここからは麻雀ソリティアの遊び方をご紹介します。麻雀ソリティアは立体的に積みあがっている麻雀牌から同じ絵柄(字・図柄)を探し出して消していき、画面上のすべての麻雀牌を消すことができればクリアとなるパズルゲームです。消そうとしている牌の左右両方に隣接する牌がある場合や上に牌が一部でも乗っている場合は選択することができません。遊ぶゲームによっては消える牌を教えてくれるヒントや画面上に表示されている牌を並び変えるシャッフルなどの機能があり、それを効果的に使いながらクリアを目指していきます。
使用される牌
麻雀ソリティアに使用されるのは標準的な麻雀タイルセットが使用され、通常であれば3種類のタイル、スーツタイル、トランプタイル、ボーナスタイルがそれぞれ144枚あります。スーツタイルは筒子、索子、萬子の3つのスーツに分かれており、それぞれ1から9まで番号があり、各スーツ4セットずつの合計で108枚のタイルになります。トランプタイルには風と言われる東、南、西、北が4つずつ、ドラゴンと言われる白、發、中の3種類が4つずつの28枚、加えてボーナスタイルと言われる花と季節が各4つ合計8つのタイルが使用されます。
基本的なルール
基本的なルールとして同じ色と種類のブロックされていないタイルをペアで取り除く必要があります。ボーナスタイルに例外があり、季節のタイルはどんな2つでもボードから取り除けます。花のタイルは別のタイルとのペアとなり、例えば、竹のトリプルタイルは同じタイルを取り除くために必要となります。東風は似たようなタイルとペアになる必要があり、中は發や白とは合いません。ですが、春は冬、夏、秋とペアで取り除くことができ、オプションに応じて花からはブーケがどんな組み合わせでも作れます。
タイルを取る注意点
基本的にタイルは、その上に他のタイルが被らず、左または右側が自由である場合に開かれたタイルと見なされます。それが開かれているのであれば同じ自由なペアタイルがあれば取り除けることを示しています。
まとめ
今回は麻雀ソリティアの遊び方をご紹介しました。昔からクロンダイク=ソリティアと思っている人が多いことから麻雀ソリティアと言われても「?」となる人が多いことでしょう。一見、複雑そうに見える麻雀ソリティアですが、遊んでみると意外とすんなりルールや牌なども理解でき、遊ぶことができます。興味があれば一度プレイしてみてはいかがでしょうか。