タロットカードは、数ある占いの中でもかなり人気の高い占い方法です。
現れたカードのもつ意味から、現在だけではなく未来までも占うことが出来ると言われています。
占いの結果は良い意味だけではなく、もちろん悪い意味を持つこともあり、どういったことに気をつけなければならないのかを気づかせてくれるキッカケにもなります。
そこで今回は、タロットカード 一番良いカードと、逆に一番悪いカードと言われているものをご紹介します。
タロットカードにはそれぞれに意味がある
タロットカードは全部で78枚のカードで構成されており、22枚の大アルカナと、56枚の小アルカナの2種類のグループに分けることが出来ます。
そしてそのカード全てに意味があり、タロットカード占いをすることが出来ます。
タロットカード 一番良いカードとは?
タロットカードの中でも一番良いとされるカードが、大アルカナ21番の「世界」です。
「世界」カード正位置の意味とは
「世界」の正位置が持つ意味は以下になります。
- 成就
- 成功
- 幸福
このように最高に良い意味を持つカードです。
占う内容や解釈の仕方によって様々ですが、仕事であれば成果が出るため、そのまま続けましょう。恋愛であれば、幸せな恋となることでしょう。
完成された世界で最高の幸福という意味のため、このカードには「さらに上」というものが存在しません。そのため、このカードには「次のステージへ進む」という意味もあり、さらにここから一歩先に進むキッカケにもなることでしょう。
「世界」カード逆位置の意味とは
「世界」の逆位置での意味は以下になります。
- 未完成
- 低迷
- 堕落
「世界」逆位置は正位置とは違い、あまり良い印象の持てない意味があります。
目的や目標はクリアできるが、あまり納得のいかない結果になるかもしれないという意味があると言われています。
あくまでもタロットカード 一番良いカードは「世界」の正位置だということです。
タロットカード 一番悪いカードとは?
逆に一番悪いとされているカードは、大アルカナの16番「塔」のカードと言われています。
「塔」のカード以外にも悪い意味を持つカードはいくつか存在しますが、この「塔」のカードは正位置でも逆位置でも悪い意味をもちます。
「塔」カード正位置の意味とは
「塔」の正位置での意味は以下になります。
- 崩壊
- 苦痛
- 立場が崩れる
- 大切なものを失う
今まで築き上げたものが崩れてしまったり、非常に厳しい状況になってしまうなどの悪い意味があります。
「塔」カード逆位置の意味とは
「塔」の逆位置での今は以下になります。
- 小さなダメージ
- 崩れる一歩手前
- 危険性
- 注意
基本的にタロットカードは、正位置が悪い意味を持つ場合に逆位置だと良い意味になることがほとんどです。
しかし「塔」のカードの場合は、どちらも負のイメージが強いカードです。
占う内容や解釈により様々ですが、基本的にタロットカード占いで「塔」のカードが出現したら、気をつけなければならないと言われています。
表面上のカードの意味だけで判断してはいけない
タロットカード占いでは、良い意味もあれば、もちろん悪い意味を持つカードも存在し不安になることもあるかもしれません。
しかし、たとえ悪い意味のカードが出現したとしても、それは「ここに気をつけなさい」というメッセージだと受け取ることもできます。
例えば「塔」のカードは崩壊の意味がありますが、「築き上げたものを一度壊してから新しい道に進む」という解釈も出来るため、より深くカードの持つ意味を自分なりに解釈することをおすすめします。
まとめ
様々な意味を持つタロットカードは人気の占いとしてよく知られています。
今回は、タロットカード 一番良いカードと悪いカードを紹介しましたが、カードの表面上の意味だけを見て一喜一憂するのではなく、より深く解釈することが大切です。
不安を覚えた時や選択に迷った時など、タロットカードは大切な人生の選択をする際に優しく後押ししてくれる心強い味方になってくれるはずです。