世界中で親しまれているボードゲームのトランプ。
旅行に行く時はとりあえずトランプを持っていくという人も多いのではないでしょうか。
数多くのゲームが楽しめるトランプですが、その中でも『51(ごじゅういち)』というゲームはご存知でしょうか。
今回はそんなトランプ 51のルールや遊び方について解説します。
『51』ってどんなゲーム?
トランプ 51とは、複数人で遊ぶゲームです。
各プレイヤーは5枚の手札が配られ、カードの交換を繰り返して同じマークのカードを集めていき、カードの数字の合計51点を目指します。
1枚でも他のマークのカードがあると0点になってしまう運の要素が強いゲームです。
プレイ人数 | 2~7人※おすすめは3〜5人 |
対象年齢 | 6歳以上 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
『51』で使用するカード
トランプ 51では、ジョーカーを含む全53枚の以下のカードを使用します。
ジョーカー1枚
ジョーカー以外の全52枚
『51』の基本用語
場札
場に表向きに5枚配置されたカードです。
各プレイヤーは、この場札を自分の手札と交換しながら進めていきます。
山札
裏向きのまま配置されたカードの束です。
手札・場札以外のカードは山札として裏向きのまま置いておきます。
流す
場札に交換したいカードがない場合に、配置されている場札を全て流して、山札から新たに5枚場札を配置します。
流した後は「パス」が出来ないため、必ずどれか1枚と交換しなければならず、さらには2回連続で流すこともできない点には注意しましょう。
全部交換
場札5枚と、手札5枚をそっくり交換します。
全部交換をした後は、次の順番のプレイヤーに移ります。
ストップ
手札が同じマーク5枚揃い、合計得点が51点になったら「ストップ」の宣言をします。
ストップ宣言した時点でその人の勝利となり、2位以下の順位はその時点での合計得点により高い順で決まります。
コール
51点に達していないものの、他のプレイヤーに勝てると判断した際には「コール」の宣言をしてゲームを終了させることも出来ます。
しかし、コールした人よりも高い得点の人、同じ得点の人がいる場合は「コール」宣言をした人は0点になってしまいます。
『51』のカードの強さ
カードの種類 | 得点 |
A | 11点 |
K.Q.J | 10点 |
ジョーカー | 10点 or 11点 |
2~10 | 数字の通りの点数 |
『51』のルール・遊び方
それでは『51』のルール・遊び方を紹介していきます!
(以下、画像の出典:トランプスタジアム)
ゲームの勝敗
手札5枚を同一マークで揃えて、合計得点を51点に近づけたプレイヤーの勝ちとなります。
ゲームのルール
1.カードを配る
親はカードをよくシャッフルして、各プレイヤーに5枚ずつ裏向きのまま配ります。
そして場に表向きに5枚カードを配置して、残りのカードは山札として裏向きのまま置いておきます。
2.不要なカードを場札と交換する
親から順番に時計回りで進めます。
自分の手札の中からいらないカード1枚と、場札1枚を交換します。
1週目はパスが出来ないため、全員必ず交換しましょう。
3.2巡目からはパスや場札を流せる
2巡目からは交換したいカードがない場合パスをして次の人へ回すか、場札を「流す」ことも出来ます。
流されたカードは捨て札となり、新たに山札から5枚場札として配置し直します。
新しく場札を広げてからの1巡目は、最初と同様に「パス」することは出来ません。
4.手札のマークがバラバラなら全部交換!
手札がバラバラだったり数字が全部小さい場合は、5枚全部を交換することも出来ます。
「全部交換」の宣言をし、手札と場札を全て交換して次順のプレイヤーに順番が移ります。
5.51点に近い人が勝ち
カードの交換を繰り返して、手札5枚全てを同じマークにして51点を目指します。
見事に51点集めることが出来たら「ストップ」の宣言をし、このゲームの勝者となります。
また、51点まで届いていないものの点数が十分高く、他のプレイヤーに負けていないと感じた場合は「コール」の宣言をしましょう。
その場合、コール宣言をしたプレイヤーよりも合計得点が高い人や、同点の人がいた場合はコール宣言をした人の得点は0点になってしまうため注意しましょう。
まとめ
トランプゲーム『51』のルール・遊び方は理解できましたか?
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!