世界中で親しまれているボードゲームのトランプ。そんなトランプゲームの中でも「スパイダーソリティア」というゲームはご存知でしょうか。
世界中で最も遊ばれたビデオゲームのひとつとしても数えられ、WindowsPCに標準で搭載されているため、一度でもプレイしたことのある方は多いかもしれません。
そんなスパイダーソリティアの遊び方やルールを解説します。
『スパイダーソリティア』ってどんなゲーム?
スパイダーソリティアは、ソリティアと呼ばれるゲームの内のひとつで、他にもソリティアの名前がついたゲームは数多く存在します。
スパイダーソリティアとは、トランプを使用する1人用のゲームです。
場に出ているカードを移動させて、同じマークのカードをK〜Aまで順番に繋ぎ合わせていきます。
カードの配置によっては熟練者であっても詰んでしまうこともあり、運と思考力が試されるゲームです。
プレイ人数 | 1人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
難易度 | ★★★☆☆※遊び方によって難易度の調整が可能です。 |
『スパイダーソリティア』で使用するカード
スパイダーソリティアでは、2セットのトランプを使用します。
ジョーカーを除いた合計104枚を準備しましょう。
『スパイダーソリティア』の基本用語
場札
場に配られたカードです。ゲーム開始時は54枚の場札があります。
山札
ゲーム開始時に配られなかった残りの50枚のカードです。裏向きのまま置いておき、カードを動かせなくなった際に山札から場にカードを出します。
スート
トランプのマークを指します。
※スートを揃える=マークを揃える
組札
同じスートのK〜A(数下がり)のセット。
セットを完成させると「組札」として取ることが出来ます。
『スパイダーソリティア』のルール・遊び方
それでは『スパイダーソリティア』のルール・遊び方を紹介していきます!
(以下、画像の出典:トランプスタジアム)
ゲームの勝敗
4つのスート13枚×2セット全てを組札に動かすことができれば勝利となります。
途中で手詰まりになった場合は負けです。
ゲームのルール
1.カードを配る
カードをよくシャッフルした後、54枚のカードを場札として10列に配ります。
この時、6枚の列を4組と5枚の列を6組にして配りましょう。
裏向きのまま配り、1番手前のカードのみ表向きに配置します。
残りの50枚のカードは、山札として裏向きのまま置いておきましょう。
2.場札を動かして組札を作る
表向きの場札を動かして、他の場札の1番下のカードと数下がりになるように動かしましょう。
この時、スートは関係なく重ねることが出来ます。
場札を動かして表向きの場札が無くなった列は、1番手前のカードを表向きにして新たな場札とします。
なお、同じスートで数下がりに連なったカードは、1つの塊としてセットで動かすことが出来ます。
3.カードが動かせなくなったら山札から配置
これ以上カードを動かすことが出来なくなった場合は、山札から各列の1番下に1枚ずつ表向きにカードを配ります。
既に全てのカードを移動して0枚になった列にも新たにカードを1枚配置します。
4.8組全ての組札完成を目指す
上記のようにカードの移動を繰り返し、同じスートの数下がり(K〜A)を完成させると「組札」として取ることが出来ます。
全てのスート8組の組札を完成させることが出来ればこのゲームは勝ちとなり、ゲームの途中で手詰まりとなってしまったら負けです。
『スパイダーソリティア』の難易度調整
スパイダーソリティアはゲームの難易度を調整して遊ぶことが出来ます。
マーク関係なしルール
最も簡単に遊べるルールが「マーク関係なし」のルールです。
スート関係なく数下がりを作ることのみに集中して遊ぶことが出来るため、初心者にも簡単にスパイダーソリティアを楽しむことが出来ます。
マークの色でわけるルール
マーク関係なしルールでは物足りない場合は、マークの色でわけるルールもおすすめです。
スペードとクラブ、ダイヤとハートを同じスートとして扱い遊びます。
4種のスートで遊ぶよりは易しい難易度ですが、マーク関係なしルールよりも頭を使うことになります。
まとめ
トランプゲーム『スパイダーソリティア』のルール・遊び方は理解できましたか?
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!