みなさんご存知の任天堂。Switchなど家庭用ゲーム機やマリオを始めとするゲームソフトを製作販売する国内トップクラスのゲームメーカーですよね。そんな任天堂、日本で初めてプラスチック製トランプの開発に成功した会社だってご存知でしたか?
今では、様々な絵柄や素材のトランプがありますが、見慣れたプラスチック製のトランプを開発したのが任天堂だと思うと、なんだか不思議な感じですね。そんなトランプ、最近はあんまり遊んでいないと言う方も多いのでは無いでしょうか?
この記事をきっかけにトランプゲームをプレイするのも楽しいのではないかと思い、この記事ではトランプゲームの『ぶたのしっぽ』をご紹介しようと思います。
『ぶたのしっぽ』ってどんなゲーム?
ぶたのしっぽ トランプゲームは3人から6人くらいの人数でプレイするゲームです。
ゲームジャンルは「ストップ系」で、他のプレイヤーよりも早く手札を無くすことが目的となります。
カードを裏向きに並べて順番にめくっていくのですが、最後までどんな結果が待っているのか予測できないスリルと、子どもから大人まで一緒に楽しめ、瞬発力と瞬時の判断力が試されるワクワク感もあり、攻略性よりも運要素が強めの魅力的なカードゲームです。
また、地域によってルールや呼び名も変わるトランプゲームで、別名『ぶたのけつ』とも呼ばれるそうです。
プレイ人数 | 3~6人 |
対象年齢 | 5歳くらい~ |
難易度 | ★★★☆☆ |
『ぶたのしっぽ』で使用するカード
ぶたのしっぽでは、ジョーカーを除いた52枚のカードを使ってプレイします。
ただし、後で紹介するアタックでジョーカーを使用する場合は、53枚のカードを使ってプレイします。
『ぶたのしっぽ』の基本用語
場札
ぶたのしっぽ トランプゲームで、最初に場に並べる52枚のカードのことを指します。ゲーム名の由来とも言えるぶたのしっぽのように、場札は切ったカードを円の形に並べます。また、このゲームでは場札のカードは裏向きです。
台札
場札の真ん中に置くカードのことを指します。このカードは表向きに置かれて、場札からとったカードと重ねられます。この台札によって、プレイヤーが手元に持っていくカードの枚数が決まるので、このゲームにおいて、台札はとても重要です。
ペナルティ
このゲームにはペナルティが存在します。そのペナルティとは、台札に出ている絵柄と同じ絵柄を出してしまった場合、台札に並んでいるカードを全部引き取らなければならないといったルールです。引き取った札はペナルティ札と呼ばれ、自分の番でペナルティ札を台札に出すこともできます。
ローカルルールとして、同じ絵柄だけではなく、同じ数字が出た場合もペナルティとして台札を引き取らなければいけないルールもあります。
アタック
ぶたのしっぽをより面白くしてくれる特別ルールです。このアタックを導入していなくてもゲームは進められますが、ぜひ導入してみてくださいね。
事前に条件を決めて、当てはまるカードが台札に出たらプレイヤー全員がカードに手をのせます。ここで、このカードをジョーカーとした場合は、ジョーカーもしっかり混ぜておきましょう。最後に手を乗せた人が台札のカードを全部引き取らなければなりません。
『ぶたのしっぽ』のルール・遊び方
それでは『ぶたのしっぽ』のルール・遊び方を紹介していきます!
ゲームの勝敗
ぶたのしっぽ トランプゲームは、場札が全部なくなるまで順番にカードを出していきます。最終的にカードが一番少なかった人が勝ちとなります。
ゲームのルール
(以下、画像の出典:トランプスタジアム)
①カードを切って円に置く
トランプカードをしっかり切り、円を描くように、場に丸く並べていきます。並べる時は裏向きで並べます。
②親を決めてカードをとる
まずは親を決めます。そして親から時計回りにカードをとって丸く並べた円の中に置いていきましょう。めくったカードは必ず台札に置いていかないといけません。台札と同じ絵柄を出した場合は、台札のカード全てをペナルティ札として引き取ります。
③丸く並べた円を小さくしていく
カードが減ってきたら、どんどん円を小さく縮めていきましょう。そうすることで、アタックのルールを適用している場合より緊張感が生まれます。
ペナルティ札がもらってしまった場合は、ペナルティ札を出してもいいし、ペナルティ札の中に出せるカードがなければ円からカードを引いても構いません。
④場札が終わるまでカードを出す
場札が終わればゲーム終了です。一体誰が一番カードが少ないですか?一番カードの枚数が少ない人の勝ちです。一番カードの枚数が多い人の負けとなります。
まとめ
トランプゲーム『ぶたのしっぽ』のルール・遊び方は理解できましたか?
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!