トランプゲームの中でも楽しさと戦略性が光る『大富豪(だいふごう)』。この記事では、大富豪 ルールと遊び方を説明します。大富豪を楽しむための基本を網羅していきましょう!
『大富豪(だいふごう)』ってどんなゲーム?
『大富豪(だいふごう)』は、場に出ているカードよりも強いカードを自分の手札から出していき、手札が0枚になったプレイヤーが勝者となります。
そして順位ごとに大富豪、富豪、貧民、大貧民と階級が割り当てられます。次のゲームでは割り当てられた階級に応じて、自分よりも階級の高い人に強いカードを渡さなければなりません。一度負けてしまうと次のゲームでも不利となるシビアなゲーム性となっています。
大富豪では、運だけでなく戦術と判断力が問われ、友達や家族との楽しい時間を提供してくれます。
プレイ人数 | 4~6人程度(※ルール次第では7人以上や3人以下でもプレイ可能) |
対象年齢 | 6歳から |
難易度 | ふつう |
『大富豪(だいふごう)』で使用するカード
大富豪では、以下合計53枚のカードを使用します
- ジョーカー
- ジョーカー以外のトランプカード全52枚
『大富豪(だいふごう)』の基本用語
大富豪には様々なローカルルールがあります。各ルールの適用する・しないは、自由に決めて構いません。ここでは、よく使われる基本用語やカードの効果を一部紹介します。
革命
同じ数字のカードを4枚以上出すことで、ジョーカー以外のカードの強さが逆転するルールです。革命中にカードを4枚以上出すと「革命返し」となり、カードの強さは元に戻ります。
8切り(はちぎり、やぎり)
8のカードを出した時に、場のカードを流してリセットできるルールです。8切りで場のカードを流すことで好きなカードを出せるようになるため、大富豪において8は非常に強力なカードと言えます。
スペ3返し
最強カードであるジョーカーが場に出されても、スペードの3を出せばジョーカーを切ることができるというルールです。相手がスペードの3を持っている可能性があるなら、簡単にジョーカーを出せません。
『大富豪(だいふごう)』のルール・遊び方
それでは『大富豪(だいふごう)』のルール・遊び方を紹介していきます!
(以下、画像の出典:トランプスタジアム)
ゲームの勝敗
先に持っていた札がなくなった人が勝ちとなります。
ゲームのルール
1. カードを配る
親は、自分の左隣の人からカードを裏にした状態で、時計回りに一枚ずつ全てのカードを配ります。※カードが1枚多くなってしまう人がいても構いません。
2. 場にカードを出す
親のプレイヤーからカードを場に出します。同じ数字のカードであれば、2~4枚セットで出すことができます。カードを場に出したら、次のプレイヤーの番です。
3. 場のカードよりも強い数字を出す
次順のプレイヤーは、場に出ているカードよりも強いカードを出さなければなりません。カードの強さは、弱い順から 3→4→5→6→7→8→9→10→J→Q→K→A→2→ジョーカーとなります。
2~4枚セットのカードが場に出ている場合は、こちらも同じ枚数で出さなければなりません。
カードが出せない場合はパスとなり、次のプレイヤーに回します。出せるカードがあっても温存したい場合は、意図的にパスしても構いません。
4. 手札がなくなれば勝ち!
順番に場にカードを出していき、自分の手札が全て無くなれば勝ちです!
ただし「あがり禁止札」のルールを適用している場合は注意が必要です。あがり禁止札とは最強カードで上がってはいけないというルールで、ジョーカー、2(通常時)、3(革命時)、8(8切りルールを適用している場合)で上がると大貧民(最下位)となります。
5. 2戦目以降の流れ
2戦目以降、「大貧民(最下位)」のプレイヤーは、手札の中で最も強いカード2枚を「大富豪(1位)」に渡します。そして「貧民(最下位から2番目)」は、「富豪(2位)」に強いカードを1枚渡します。
2戦目以降は大貧民(最下位)のプレイヤーが親となり、次のゲームを開始します。
まとめ
トランプゲーム『大富豪(だいふごう)』のルール・遊び方は理解できましたか?
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!