「チャイポ」と呼ばれるゲームをプレイしたことはありますか?
チャイニーズポーカー、通称チャイポは通常のポーカーよりも短いラウンドで決着がつき、運と戦略の両方の要素を楽しむ事ができるゲームです。オンラインバカラのようにゲーム時間が短いのが魅力で、特定の地域では人気があります。
こちらの記事ではチャイポ ルールや種類について解説していきたいと思います。
チャイポとは
チャイニーズポーカーは中国語で「13枚」を意味する「十三張(シーサンチャン)」とも呼ばれるトランプを使ったゲームです。その名の通り中華圏でプレイされているポーカーの一種で、一部オンラインカジノ等でもプレイする事が可能となっています。
チャイポのルール
まずは基本となるチャイポのルールを見ていきましょう。
各プレイヤーの最終的な手札の枚数は13枚です。プレイヤーは、13枚のカードを以下のように3つの役に分けます。
- 5枚:ミドル(二道)
- 5枚:バック(尾)
- 3枚:フロント(頭)
役の強い順は以下のとおりです。
- 二ミドル
- バック
- フロント
各プレイヤーのミドル、バック、フロント、3つそれぞれの強さによって勝敗が決まり、勝った場合は負けたプレイヤーからチップ1枚を受け取る事ができます。
ミドル、バック、フロントのすべての役が他のプレイヤーに勝った場合はさらにチップ3枚を受け取る事ができます。
なお、この3つの役の強さが逆転した場合は自動的に負けとなります。
3つの役の勝敗のほか、それぞれの内容によってボーナスでチップの獲得が可能となります。ボーナスでチップを獲得できるカードの組み合わせ35種類あります。
役の種類
チャイポの役の種類は通常のポーカーと同様です。役の弱い順に以下のようになります。
役名 | 内容 |
ハイカード(ノーペア) | 役が一つも成立していない |
ワンペア | 同じ数字のカード2枚が揃う(その他のカードはバラバラでOK) |
ツーペア | 同じ数字のカード2枚×2ペアが揃う |
スリー・オブ・ア・カインド(スリーカード) | 同じ数字のカード3枚が揃う |
ストレート | 並びの数字が5枚揃う(マークはバラバラでOK) |
フラッシュ | 同じマークのカードが5枚揃う(数字はバラバラでOK) |
フルハウス | 同じ数字の3枚のカード+同じ数字の2枚のカードが揃う |
フォー・オブ・ア・カインド(フォーカード) | 同じ数字の4枚のカードが揃う |
ストレートフラッシュ | 同じマークの並びの数字5枚が揃う |
ロイヤルストレートフラッシュ | 同じマークのエース、キング、クイーン、ジャック、10の5枚が揃う |
チャイニーズポーカーの種類は3種類
チャイニーズポーカーには、上記で解説した基本となるゲームの他、オープンフェイス・チャイニーズポーカー、パイナップル・オープンフェイス・チャイニーズポーカーと呼ばれる種類も存在します。
いずれも最終的な手札の数は13枚となりますが、カードの引き方に違いがあります。それぞれのカードの引き方は以下のようになります。
最初に引くカードの枚数 | 2回目以降に引くカードの枚数 | |
チャイニーズポーカー | 13 | 0枚(カードを引くのは一回のみ) |
オープンフェイス・チャイニーズポーカー | 5 | 3枚を引き、そのうち2枚のみを役に配置、1枚は利用しない |
パイナップル・オープンフェイス・チャイニーズポーカー | 5 | 1枚を引き役に配置 |
また、オープンフェイス・チャイニーズポーカー、パイナップル・オープンフェイス・チャイニーズポーカーはその名の通りカードを表向き(オープンフェイス)に配置しゲームを進めるため、他のプレイヤーとの読みあいの要素が強くなります。
まとめ
ポーカーは役の強さが鍵となりますが、オンラインカジノの場合だとすべての役を把握していなくても自動的にシステムが役を判別してくれるので、初心者にも始めやすくなっています。ぜひこの機会にチャイポに挑戦してみてはいかがでしょうか。