皆さんは「ホイスト」というトランプゲームをご存知ですか?今でもイギリスで最も人気のあるゲームの一つと言われている、チーム戦のトランプゲームです。今回は「ホイスト」のルールや遊び方について紹介します。
ホイストとは
ホイストとは、4人が2人ずつ2チームに分かれて勝敗を争う、ブレイントリックゲームに属するゲームです。18世紀前半に知的なゲームとして大流行し、ゲームのルールブックも出版され、しかも権威ある書として多くの版を重ねるに至りました。
コントラクト・ブリッジなどのゲームの元となったゲームとしても知られています。ホイスト自体はそういった後発のゲームの人気におされ、世界的に見ると遊ばれることは少なくなっていきましたが、ホイストの起源であるイギリスでは今もホイストが高い人気を誇っているようですね。
ホイストのルール
ここからはホイストのルール、及び遊び方について紹介します。まずはホイストで遊ぶにあたっての準備ですが、ホイストで用いるトランプのカードは一般的に52枚、トランプワンセットからジョーカーを抜いたものになります。また、ホイストの競技者は4人で、2人ずつ2チームに分かれて行うチーム戦のゲームとなっています。トランプでは珍しいですね。ホイストを行う際は、チームのパートナー同士は向き合って座ります。
ディーラーを決めてカードを配る
まず初めに、4人のプレイヤーの中から1人ディーラーを決め、ディーラーからプレイヤー全員にカードを裏向きに伏せて均等に配ります。この時、最後の1枚は必ずディーラーに来るように配り、ディーラーはその最後の1枚のカードを公開、公開したカードのマークは「切り札」となります。
1番強いカードを出したプレイヤーが勝利
切り札が決定した後、ディーラーの左隣のプレイヤーが手札から切り札のマーク以外のカードを1枚出してゲームをスタート、この時出されたカードは「台札」となります。台札が出された後は、各プレイヤー時計回りに台札と同じマークのカードを出していきますよ(台札と同じマークのカードが無ければ何を出してもOKです)。
全員が1枚ずつカードを出したら、一番強いカードを出したプレイヤーが勝利します。カードの強さは後述します。
13回繰り返して勝ちの数を競う
先の流れを13回繰り返し、二つのチームの中で勝ち数の多いチームがゲーム全体の勝者となりますよ。なお、2巡目以降は前回の勝負で一番強いカードを出して勝者となった人が最初にカード、つまり台札となるカードを出していきます。
各ゲームごとに勝者となるのは一人ですが、ホイストはあくまでチーム戦のゲームなので「相方が先に強いカードを出した場合は、自分は弱めのカードを出す」などのチームプレーも大事になるゲームです。自分かチームメイトか、どちらかが勝てば良いという点に注意しましょう。
ホイストのカードの強さは?
肝心のホイストのカードの強さについて紹介します。まず、カードの数字の強さは「Aが最強、それ以下は数字の大きさがそのまま強さになる」と覚えてください。Aが一番強くてKが二番、最弱は2ですね。同じマーク同士で強さを競う場合は、数字の強さで決定するので覚えておきましょう。
ホイストでは基本的に台札と同じマークのカードを出していくことになります。台札のマークが無い場合は別のマークのカードを出すことになりますが、数字に関係なく台札以外のカードは台札のカードには勝てません。但し、切り札のカードは台札よりも強く、切り札の2は台札のAにも勝ります。
参考サイト:トランプスタジアム
最後に
今回はトランプゲーム「ホイスト」のルールと遊び方について紹介しました。長い歴史の中で様々な形で派生してきたゲームだけに、今回紹介した以外にも細かいルールが存在する場合があります。皆さんも是非、好みのルールでホイストを遊んでみてくださいね。