みなさんは、トランプゲーム『カシノ』をご存知でしょうか?トランプは、昔からあるゲームのひとつですが、有名なものや従来からあるものですと「大富豪」や「スピード」などがあります。最近流行ってきているのがカシノです!今回はそのカシノについてご紹介していきます。
目次
カシノとはどんなトランプゲーム?
カシノとは、トランプお手札と場札を組み合わせてカードを取っていく対戦ゲームです。基本的には2人で対戦するゲームで、札と同じ数字のカードを場札から取っていくのが基本的なカードの取り方ですが、特殊な取り方として「テイク」「ビルド」があり、つけ札をしてから取ることもできます。手札と場札がなくなったらゲーム終了となり、点数表にしたがって点数を計算していきます。ゲームを繰り返していき、先に21点取った人が勝ちとなります。
カシノのゲーム概要
- 道具:トランプのみ
- 使用トランプ:52枚※ジョーカーは使用しない
- 対戦人数:2~6人
「カシノ」基本の遊び方
- カードをよくシャッフルし、裏向きに4枚ずつ配ります。このとき自分の手札は常に見てよいものです。
- 場に4枚表向きに場札として並べ、残りは山札とします。
- 順番に手札と同じ数字のカードが場札にあれば取っていきます。このときテイク、ビルト、つけ札などできる場合はそれらをしても問題ありません。
- 取れるカードがない場合は、手札からカードを1枚場に出し場札とします。
- 手札がなくなったら、山札から4枚ずつカードを取り新しい手札とします。
- 手札も山札もなくなったら、1回目のゲームが終了し、得点をつけます。
- このようにゲームを続けていき、先に21点獲得した方が勝ちとなります。
特殊な取り方
- テイク:手札1枚と同じ数字のカードが場札に複数枚あれば、手札1枚で全て取ることができます。
- ビルド:手札1枚と合計が同じ数字になる2枚以上のカードが場札にあれば、手札1枚で1組とることができます。ただし、合計数は10以下でなければなりません。
- つけ札:場札に手札を1枚つけておき、次の順番のときに「テイク」または「ビルド」でとることができます。ただし、つけ札を行った場合は次の順番のときに必ず取らなければなりません。また、相手もそのつけ札を取ることができます。
禁止事項とローカルルールについて
- 禁止事項:相手のプレイヤーの手札は見てはいけません。
- 追加ルール:場札を取った後、または、手札を場札に出した後に、山札から1枚めくるルールです。山札が取れる場合は取って続けてよいが、取れない場合は場札に加えます。
3~4人での対戦方法
- 3人ゲーム:2人ゲームと同じように、最初に場に4枚、各プレイヤーに4枚カードを配ります。配り直しのときも、各プレイヤーに4枚です。ディールやプレイは時計回りに進行します。プレイはディーラーの左隣から始めます。
- 4人ゲーム:向かい合った2人がパートナーになります。パートナー同士は取ったカードをいっしょにします。4人ゲームでも、最初に、場に4枚、各プレイヤーに4枚カードを配ります。配り直しのときも、各プレイヤーに4枚です。
まとめ
「カシノ」は日本の花札の遊び方によく似ているゲームです。よって、花札の花合わせやこいこいのようなゲームをやりたい方にぴったりの遊びだと感じました。ルールは単純ですが、札の取り方にバリエーションがあったり、取った札によって点数が異なるのでおもしろいトランプゲームです。子供から大人まで楽しめるトランプゲーム、ぜひ一度みなさんでプレイしてみてください!