カジノで楽しめるポーカーの一種として「パイゴウポーカー(Pai Gow Poker)」というゲームがあります。これは中国の伝統的な「パイゴウ(牌九)」と、アメリカで人気のポーカーを融合させたユニークなカードゲームです。本記事では、パイゴウポーカーの基本ルールや遊び方、そして通常のポーカーとの違いを詳しく解説します。
パイゴウポーカーとは?
パイゴウポーカーは、1985年にアメリカ・カリフォルニアのカジノで誕生しました。もともとは中国の伝統的なゲーム「パイゴウ(牌九)」がルーツですが、これをカジノゲームであるポーカー形式にアレンジしたゲームです。通常、52枚のトランプと1枚のジョーカー(計53枚)を使用し、プレイヤーとディーラーが手札を作って勝負します。カジノで遊ばれることが多く、運と戦略のバランスが絶妙なゲームとしておすすめのポーカーサイトでも人気を集めています。
パイゴウポーカーの特徴
パイゴウポーカーの主なポイントは以下の通りです。
- ディーラーとの1対1:パイゴウポーカーは、プレイヤー同士で戦うのではなく、ディーラーと対戦するゲームです。
- ハイハンドとローハンドの両方で勝つ必要がある:勝利するためには、7枚のカードを「ハイハンド(5枚)」と「ローハンド(2枚)」に分け、それぞれの手でディーラーに勝つ必要があります。
- 役の強さは配当に影響しない:高い役を作ったとしても、それ自体が配当額に影響するわけではなく、あくまでディーラーとの勝負が結果を左右します。
- ハウスエッジが低めでプレイヤーに有利:カジノゲームの中でもハウスエッジが約2.5%と低いため、プレイヤーにとって比較的勝ちやすいゲームの一つとされています。
- 戦略を活かして勝率を上げることが可能:マーチンゲール法やバーレー法といった賭け方の戦略を活用することで、勝率を上げることができます。
パイゴウポーカーの基本ルール
パイゴウポーカーは、プレイヤーとディーラーが対戦するカジノゲームで、通常のポーカーとは異なり「7枚のカードを2つの手(ハイハンドとローハンド)に分ける」のが特徴です。
使用するカード
ジョーカーを含む52枚+1枚(計53枚)のトランプを使用します。ジョーカーはワイルドカードとして、特定の役(ストレート、フラッシュなど)を作る際に使用できます。
ゲームの進行
では、パイゴウポーカーのゲームの流れを見てみましょう!
1:チップを賭ける
プレイヤーは、まず賭け金を決めてチップをベットします。
2:カードが配られる
プレイヤーとディーラーにそれぞれ7枚のカードが配られます。
3:手札を2つに分ける(セット)
7枚のカードを、ハイハンド(強い手)とローハンド(弱い手)に分けます。5枚のハイハンドはポーカーの役を作り、2枚のローハンドでは5枚のハンドより弱くなるように配置します。例えば、ハイハンドがワンペアなのに、ローハンドがA・KなどはNGです。
4:ディーラーと勝負
プレイヤーとディーラーのハイハンド同士、ローハンド同士を比較し、勝敗を決めます。
5:勝敗の決定
両方の手で勝てば勝利となり賭け金の配当が得られ、1勝1敗なら引き分けでベット額が戻り、両方負けると賭け金は没収されます。ただし、同じ役(コピーハンド)の場合はディーラーの勝ちとなります。
パイゴウポーカーと一般的なポーカーの違い
パイゴウポーカーは、通常のポーカーと異なり、配られた7枚のカードを「ハイハンド(5枚)」と「ローハンド(2枚)」に分ける必要があります。ローハンドがハイハンドより強くなると負けになるため、注意が必要です。また、ポーカーのようなベットの駆け引きはないが、引き分けになることも多いため、比較的長く遊べるのも特徴です。
項目 | パイゴウポーカー | 通常のポーカー |
使用カード | 53枚(ジョーカーあり) | 52枚 |
手札 | 7枚(5枚+2枚に分ける) | 5枚、それか2枚(ゲームの種類による) |
対戦相手 | ディーラー | プレイヤー同士 |
勝敗 | 2つのハンドで比較 | 1つのハンドで勝負 |
戦略性 | ハンドの分け方が重要 | ベットやブラフが重要 |
最後に
パイゴウポーカーは、中国の伝統的なゲームとポーカーの魅力を融合させたユニークなカードゲームです。通常のポーカーと異なり、2つのハンドを組み合わせる戦略性が求められますね。新しいポーカーのスタイルを楽しみたい人にはぴったりのゲームですので、ぜひ挑戦してみてください!