カジノゲームにおいて「カジノの王様」という別名でも良く知られている「バカラ」カジノゲームに興味を持っている人であれば一度は聞いたことがあると思います。しかし「バカラのやり方は何となく知ってる」「地味そうだなぁ、そもそも絞りって何？」と考える人もいるかもしれません。今回はそんな人のために、バカラの絞り方とバカラで絞りをする意味について解説していきます。
バカラの絞り（スクイーズ）とは？
絞り（スクイーズ）とは、バカラにおいて配られたカードをゆっくりめくって確認する行為のことです。プレイヤー側とバンカー側それぞれで掛け金を一番多くベットした人がこの絞りをできる権利を持ち、みんなの想いを背負って絞りを行うため「ドライバー」とも呼ばれます。また、絞りをできる「権利」自体を持っているため、その日の自分の運に自信がなかったり他の人で絶好調の人がいれば絞りを代わってもらう事も可能なようです。
バカラの絞り方
やり方としては主に縦絞りと横絞りの2つがあります。
縦絞り
トランプ カードを縦向きに置き、奥の方を指で押さえ、手前の指でカードの数字を隠すようにつまんでからゆっくりめくっていきます。縦に絞って左右にマークがあったら「足あり」無い場合は「足なし」と呼ばれ、縦にマークが出ると「タテ」横線が見えたら「モンキー」となります。
- 「足あり」4～10確定
- 「足なし」エース確定
- 「タテ」2か3のどちらか
- 「モンキー」J、Q、Kの絵柄カード
という風に判断します。
横絞り
カードを横向きにし、縦絞りと同じように数字を指で隠しながらゆっくりとめくっていきます。横絞りの場合はマークがなければ「ノーサイド」2つで「2サイド」3つ、4つでそれぞれ「3サイド」「4サイド」という風になります。「モンキー」は縦絞りと同じように横線が見えたら確定です。
という風に判断します。
絞り方は好みの問題なのでお好きな方でやってみましょう。
バカラにおいて絞りをするのは無意味？
ここまで読んでお分かりかもしれませんが、バカラにおける絞りはあくまでカードの確認なので絞りを行ってもカードの結果が変わるわけではありません、「じゃあ絞りをしても別に何の意味も無いんじゃないの？」なんて声が聞こえてきそうですね。ですがこの絞りという行為は、バカラというトランプゲームを楽しむという点においてはとても重要な事となっているのです。
バカラではなんで絞りをするの？
バカラは完全に「運」だけを必要とするゲームとなっているので、絞りをすることは緊張感やドキドキ感を持たせる意味合いが強いのです。例えるならパチンコやスロットの「演出」を眺めているときの感覚に近いかもしれません。絞りをする人はもちろん、絞りの様子を見守る人も緊張の瞬間の中で「ナチュラル8」や「ナチュラル9」といった熱い組み合わせが確定した際の快感はたまりません。カードの結果が変わらないとしても「絞り」こそがバカラの醍醐味だと言えます。
絞りをするときにやってはいけないこと
絞りをするときに3つほどやってはいけないことがあります。
- 頭上にある監視カメラにちゃんと映る範囲で絞りをする
- カードを破ったり、燃やしたり、食べたりしてはいけない
- 絞りは必ず1人でする、仲がいい人とシェアしたりしてはいけない
この3つです、守らないと無効になったり下手すれば退場や出禁の可能性もあります。2番目に関してはバカラのカードは使い捨てなので絞り時に折り曲げるのはOKですが破ったり、燃やしたり、食べたりはNGです…冗談？実際にあったそうですよ？
まとめ
このように運しか必要としないバカラにおいて絞りという行為はゲームを盛り上げるために非常に重要な役割を持ちます。上でも書いたようにパチンコやパチスロで演出を眺めているあの感覚、バカラの絞りでもまさに同じような感覚が楽しめるかと思います。今まで何となくバカラに手を出さなかった人も、これを機に是非ともバカラに挑戦してみてはいかがでしょうか？
