友達と集まったり、旅行先などで手軽に遊べるトランプ。
様々な遊び方があるトランプですが、中でも大富豪は最も一般的なゲームとして一度は遊んだことのある人は多いと思います。
そんな大富豪の革命というルールは、このゲームの象徴であり、このルールがあるからこその楽しさです。
そこで今回は、定番のルールである大富豪の革命について例を交えて詳しく解説していきます。
大人気のトランプゲーム「大富豪」
トランプを使用したゲームで、日本では最もポピュラーな遊び方のひとつとして親しまれている大富豪。
一度でも遊んだことのある人は多いはずです。
ローカルルールが数多く存在することも大きな特徴で、地域によって様々な遊び方があります。
大富豪の定番ルール「革命」とは
そんな大富豪の大きな特徴といえば、「革命」という特殊ルールではないでしょうか。
大富豪では革命をすることにより戦況は大きく変化し、思わぬところから大逆転することも可能でゲーム性が非常に高くなっています。
様々なローカルルールでユニークな革命が存在しますが、今回は最も一般的に採用されている「革命」と「革命返し」、さらに「階段革命」について詳しく例を交えて解説していきます。
大富豪の「革命」とは
大富豪では、同じ数字のカードを4枚まとめて場に出すと革命が起こります。(同じ数字3枚+ジョーカーでもOK)
革命が起こるとカードの強さが逆転するため、それまでは3が最も弱く、2が最強のカード(ジョーカー除く)でしたが、2が最弱、3が最強と変化します。
なお、革命状態でもジョーカーが1番強いカードであることには変わりはありません。
カードの強さが逆転するタイミングは、4枚の同じ数字のカードが場に出た瞬間から適応されることが一般的ですが、地域によっては場が流れた次のアクションから適応される場合もあります。
また、革命の効果は再び革命が起こる(革命返し)か、ゲームが終了するまで継続します。
大富豪の「革命返し」とは
革命返しとは、革命状態となりカードの強さが逆転した状態で再び革命を起こすことを指します。
革命返しが起こると、逆転していたカードの強さは再び逆転し、元々の強さに戻ります。(3が最弱、2が最強)
例えば、7777で革命が起こった際、次のプレイヤーは6666や4444で革命返しをすることができますが、9999などはカードの強さが逆転しているため出すことは出来ません。
※革命が適応されるタイミングが”革命後に場が流れてから”としている場合は9999やQQQQで革命返しできます。
もちろん、革命が起きて一度場が流れた後に新たに同じ数字の4枚を出しても革命返しとなります。
大富豪の「階段革命」とは
大富豪では、一度に複数枚のカードを出すには”同じ数字またはジョーカー”でなければなりません。
しかし、有名なローカルルールで『階段ルール』というものがあります。
階段ルールを採用している場合、同じマークの連続した数字のカードを3枚以上まとめて出すことが可能となります。
このルールを適用していると、階段で4枚まとめて場に出した時も革命となり、これを『階段革命』と呼びます。
階段革命が起こり、場が流れる前に革命返しをする際は、出された4枚のカードの数字に被らないように階段で新たに4枚出す必要があるため注意が必要です。
例えば、「9・10・J・Q」で階段革命が起きた場合、次のプレイヤーは「4・5・6・7」の様に8以下の数字のカードで4枚出さなければなりません。
ですが、階段革命が起きて場が流れた後であれば、通常通り同じ数字のカード4枚を出せば革命返しをすることが出来ます。
まとめ
様々な遊び方があるトランプの中でも、日本で最もポピュラーなゲームでもある大富豪は革命ルールが大きな特徴です。
革命を上手に使う事ができれば、戦況を一気に有利にする事ができます。
ルールをしっかりと覚えて、家族や仲間たちと遊んでみてはいかがでしょうか。