マジシャンのふじいあきらといえば、トランプが口から出てくるマジックが有名です。ふじいあきらのマジックをテレビ番組で見て、「自分もやってみたい!」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。インパクトが大きいマジックなので、習得して人前で披露すると盛り上がりそうですよね。そこで今回は、口からトランプを出すマジックを紹介します。
口からトランプを出すマジックとは?
口からトランプを出すマジックとは、マジシャンの口からトランプを吐き出しているかのように見せるマジックのことです。テレビ番組でマジシャンのふじいあきらさんが披露したことで、全国的に知られるようになりました。トランプ マジックの中でも多くの人が知っているマジックネタなので、人前で披露すれば盛り上がること間違いなしです!
準備するもの
口からトランプを出すマジックに必要なものはトランプです。なるべく扱いやすいトランプが良いので、100均などで売られているものよりちゃんとしたトランプを用意するのがおすすめ。もちろん100均で購入したトランプや自宅にあるトランプで挑戦してみても問題ありません。安いトランプで練習しても成功しない場合は、しっかりした紙質で作られたトランプを手に入れてみてはいかがでしょうか。
口からトランプを出すやり方
種明かしをすると、手に隠し持ったトランプを口から出ているように錯覚させるマジックとなっています。トランプの枚数が多いとやりにくいため、10〜13枚程度のトランプでやるのがコツです。トランプを手に隠しもつ方法(パーム)は、フロントパームかギャンブラーズコップという技法がおすすめです。
フロントパーム
ギャンブラーズコップ
中指を下側カードの右上角に当ててカードを少し浮かせます。その状態のままカードを少し手前に引いて、カードを揃えるように見せながら、使用しない上部分のトランプを前方に押し出します。隠したカードは中指と親指の付け根あたりで支えます。カードを隠したまま口の近くに持っていき、口から出ているかのように動かしましょう。
初心者向けの練習方法
初心者が練習するべきなのがトランプを扇子のように広げる動作です。
①10枚程度のトランプを手に持ったら、指の力を使って上に押し上げます。
②左手でトランプの下側を持って押し下げたら、さらに上側のカードを押し上げましょう。
この動作を口の近くで行うと、口からカードが出ているように見えるのです。まずは手元でトランプの動かし方を練習し、上手く動かせるようになったら口元で自然な動きになるように挑戦してみましょう。
マジックを上手く見せるポイント
口からトランプを出すマジックを上手く見せるポイントは、トランプを少し口の中に入れた状態でマジックをすることです。トランプの端を歯で噛むような形でマジックをすると、本当に口からトランプが出ているかのように見えます。
マジックの種がバレてしまった時の対処法
初心者の場合、「手に隠したトランプがバレるのでは?」と心配になる方もいることでしょう。しかし、このマジックではそんな心配はありません!口からトランプを出すマジックはコメディの一つ。掴みのために行うマジックなので、種がバレた場合は笑いに変えてしまいましょう。適当に誤魔化してさっと口からトランプを出せば問題ありません。
まとめ
口からトランプを出すマジックのやり方を紹介してきましたが、いかがでしたか。マジックのトリックがバレないように、動きがスムーズになるまで練習することをおすすめします。しかしある意味ネタのようなマジックなので、観客にトリックがバレても大丈夫!とぼけたフリをしてマジックをやり切ってしまえば、自然と周りが盛り上がるはずです。
ふじいあきらさんのようにスムーズにできるように、家でこっそり練習して、友達や家族を驚かせましょう!