カードを使って運勢を占うカード占い。最近は様々な種類のカードを使用した占いがメジャーになっていきています。タロットカードやオラクルカードを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。そんなカード占いの中にルノルマンカードという種類のカードがあるのをご存じでしょうか。「ルノルマンカードって何？」「ルノルマンカードの占い方を教えて」「ルノルマンカードはタロットやオラクルとどう違うの？」といった方に向けて、この記事では
- ルノルマンカードとは
- ルノルマンカードの占い方
- タロットやオラクルカードとルノルマンカードの違いを解説
について解説していきます。是非、最後まで読んでみてください。
ルノルマンカードとは
ルノルマンカードとは、占いやすくて的中率が高いと言われているカード占いです。フランス革命時代のパリで活動していた占い師「マドモアゼル・ルノルマン」という人物が得意としていたことからルノルマンカードと呼ばれるようになりました。各カードの絵柄がシンプルで、意味を読み取りやすく初心者にもオススメと言われています。使用するカードは36枚で、1から36までの通し番号が各カードについています。
組み合わせによって変わる解釈
ルノルマンカードの特徴として、出たカードの組み合わせによって暗示している意味が変わります。メインカードと周りのカード位置や関係性から読み解いていきます。この手法は「コンビネーション・リーディング」です。組み合わせの解釈にルールはないため、直観での解釈が占う上で大事になります。
過去から未来までの流れを読み解くのに向いている
ルノルマンカードは、自分や相手の気持ちが関わることで的中率が高くなります。人生に影響する恋愛や仕事の今後について占いたい時に最適です。また、悩み事への判断にも向いていますが、「どの場所に行けば良いことがある」などの場所について占いをするのには向いていません。
ルノルマンカードの占い方
ルノルマンカードの占い方を紹介します。
カードをシャッフル
カードに聞きたいことを頭に思い浮かべながらカードをシャッフルします。やり方はトランプのように片手に持ってやる方法と、机などにカードを裏向きに広げて混ぜる方法がありますが好きな方法でやりましょう。シャッフルを始めたら自分が良いと思うタイミングで止めて、一つにまとめて束にします。
カードを引く
上から7枚目からカードを引き、スプレッド（並び方）の通りに並べます。
スプレッドについて
ルノルマンカードのスプレッドを紹介します。
ワンオラクル 1枚引き
カードを1枚だけ引いて占います。今日や明日のなど期間を短くした運勢を占う時に最適です。1枚なのでシンプルかつ理解しやすいため、ルノルマンを始めたばかりの初心者にオススメのスプレッドになります。
スリーカード 3枚引き
カードを3枚引いて「過去」「現在」「未来」を占います。悩みや問題点などの相談に対してこれからの変化を時系列で読めます。1枚引きに慣れてきた人にオススメのスプレッドです。
ファイブカード 5枚引き
カードを5枚引いて「過去」「現在」「未来」に加えて「原因」「助言」を追加します。相談内容の根本的な原因やアドバイスを深く掘り下げて読み解いていきます。
ナインカード 9枚引き
3枚1セットで「表面問題」「状況」「深層心理」のそれぞれ「過去」「現在」「未来」を占います。相手や自分の深層心理を読み解くことが可能です。中央のカードが一番重要と言われており、リーディングのキーワードになります。
タロットやオラクルカードとルノルマンカードの違いを解説
ルノルマンカードとタロットやオラクルカードとの違いを紹介します。
ルノルマンは正位置のみ
タロットやオラクルカードでは、引いたカードが逆位置の場合、本来の意味を逆転させてリーディングします。ルノルマンの場合、正位置しかないためメッセージをシンプルに受け取れます。
(以下、画像の出典：The World Playing Cards)
ルノルマンの絵柄は現実的
タロットカードやオラクルカードは、天使や悪魔など抽象的な絵柄が多くあります。ルノルマンカードの場合、「家」や「動物」などシンプルで現実的な絵柄となっているので、カードが何を指しているのか理解しやすくなっています。
上記の二つのルノルマンカードは下記のモデルになります。
Mlle Lenormand Fortune Telling cards manufactured by Vereinigte Stralsunder Spielkartenfabriken, Stralsund, c.1890.
まとめ
今回はルノルマンカードについて解説しました。シンプルな絵柄でリーディングがしやすいため、初心者でもオススメの占い方法です。カード占いに興味がある方は、この機会にルノルマンカードを購入してみてはいかがでしょうか。
