華やかな手品やトリックが登場する映画は、楽しいと同時に手品の種がどこかにないかと思わず食い入るように視聴してしまいますよね。そこでこの記事では、マジシャンが登場する映画を紹介しています。中にはギリギリ手品の種が見えそうで見えなくてファンの趣向心を煽ってくる映画もあるので、手品を見るのが好きな人はぜひご覧になってください。
【事件と関係ありの手品?】グランドイリュージョンとは
4人のマジシャンが銀行から大金を奪うイリュージョンを成功させる映画で、アリバイと同時にお金を盗む大胆な演出が魅力的です。グランドイリュージョンの面白いところは、続編で事件の真実に触れるような展開が用意されているところです。
そのため1期のグランドイリュージョンでは、伏線っぽい設定がいくつも登場し、続編の面白さをさらに際立たせてくれるところをぜひ体感してほしいと思いました。また、ストーリーにも謎解き要素があるため、少し油断すると置いてきぼりになりやすい緊迫感のある展開が面白いと思います。
【殺人事件を利用するトリックに注目】プレステージの魅力とは
プレステージは、とあるマジシャンに手品で自分の殺人事件の罪をなすりつける展開が面白いマジシャン映画です。手品を殺人事件の道具のようにして使う展開が面白く、割とスプラッター映画のように身体の一部が欠損したりします。
そのため、タイトルや前評判から想像できないほど残酷なシーンに釘付けになる方が多くいる映画としても有名です。基本的に映画に登場する手品は、失敗に見せかけて人が死ぬか成功に見せかけて相手を痛めつける使い方をしているため、まるで手品で格闘技の試合をやっているような展開です。
幻影師アイゼンハイムの手品を見てみよう
幻影師アイゼンハイムは、恋人を殺した相手にイリュージョンで復讐していく展開が面白いマジシャン映画です。恋人の殺人事件を知る切っ掛けなど、重要なイベントの多くが手品を切っ掛けにしているため、最後まで視聴するともう一度どこかに伏線は無いかとリピートしたくなる面白さがあります。
また、テーマは恋愛ですが復讐の仕方が残酷で、最初のシーンで胸キュンドラマなのかと思って油断しながら視聴すると特大の不意打ちを食らうので、その刺激がまた面白いと感じられることでしょう。
【意外なマジシャン?】名探偵コナン銀翼の奇術師の魅力とは
名探偵コナン銀翼の奇術師は、怪盗キッドが事件解決に大きく役立つ映画で、奇術師の名前に相応しい展開が面白いです。特にコナンアニメならではの驚かされる犯罪トリックの数々は、怪盗キッドが関わることでさらに視聴者に犯人の特定を難しくさせています。
また、この映画では主人公の江戸川コナンの常識離れした小学生っぷりがさらに際立ち、飛行機の操縦までしだすようになります。さらに犯罪トリックも、何気ない自然な動作から派生しているものなので、コナン映画をあまり見ない人はどこでトリックをやったのか見逃すことのほうが多いかもしれません。
【名作アニメ】イリュージョニストの魅力とは
イリュージョニストは、主人公をマジシャンだと信じてくる展開が面白いマジシャン映画です。通常マジシャンは自身のことをマジシャンと呼びますが、それを敬遠する人はあまりいないですよね。しかし、既にヨボヨボおじいちゃんのタチシェフは、自身のことを過小評価しており、本物の魔法使いだと言われても微妙なリアクションしかしません。
そんな謙遜を行き過ぎて若干ネガティブになりすぎている主人公ですが、まるでマジシャンが人を呼び寄せているように様々な人との出会いを繰り返していきます。今回紹介した映画の中ではテンポがのんびりとしているので、手品を見てほのぼのしたい人にこの映画をおすすめしたいです。
まとめ
マジシャン映画は、本当に魔法使いなのか?と思えるような不思議な展開の作品が多いところが魅力的です。特にこの記事で紹介した映画は、意外な方法で手品やイリュージョンを使い、その使用目的にも驚かされることが多い作品ばかりになっています。中には少しスプラッター映画のような展開の作品もあるので、恐怖を感じられる映画が好きな人にもおすすめです。