トランプのスートの中でも、あまり嫌がられることのないハートですが、今回ご紹介するトランプゲームでは珍しくハートが嫌われ役を演じていますよ。その名も「ハーツ」!今回はこのハーツ ゲームのルールと遊び方を紹介していきましょう。
『ハーツ』ってどんなゲーム?
ハーツは、プレイヤー同士で場に出したカードの強さを競い合い、強いカードを出した人が場にあるカードを総取りできるゲームです。ルールはやや複雑ですが、何度も繰り返しプレイすることで覚えられるので、ぜひ挑戦してみましょう。
プレイ人数 | 3~6人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
難易度 | ★★★★☆ |
『ハーツ』で使用するカード
- 3人:ジョーカーとクラブ2を除いた51枚
- 4人:ジョーカーを除く52枚
- 5人:ジョーカーとクラブとダイヤ2を除いた51枚
- 6人:ジョーカーと全スート2を除いた48枚
『ハーツ』のルール・遊び方
それでは『ハーツ』のルール・遊び方を紹介していきます!
(以下、画像の出典:トランプスタジアム)
ゲームの勝敗
2または、6人プレイの場合は3がいちばん弱く、Aがいちばん強いカードになります。
ゲームの勝敗は、最後にマイナス点がいちばん低いプレイヤーの勝利です。
ハートは1枚につきマイナス1点。スペードのクイーンはマイナス13点です。
ただし、「シュートザムーン又はスラム」といって、全てのハートのカードとスペードのクイーンを獲得した場合に限り、自分のマイナスは0になり、自分以外のプレイヤー全員に-26点が与えられます。
ハーツ ゲームのルール:4人プレイの場合
- カードを配る
よくシャッフルしてカードを配り切ります。4人プレイなら手札は13枚ずつということです。
- 最初のプレイヤーから手札を出す
クラブの2のカードを持っているプレイヤーが、スタートプレイヤー(リード)になります。
※ゲームは常にクラブの2のカードからスタートします。6人の場合はクラブの3のカードです。
- 順番にカードを出していく
リードが出したカードと同じスート(絵柄)のカードを他のプレイヤーは順番に手札から1枚出していきます。
最初に出されるのは、クラブの2なので、他のプレイヤーもクラブのカードを出していきます。出されたカードの中で一番強いカードを出したプレイヤーが、出されたカードを総取り(トリック)します。同じスートを出せない場合は、好きなスートのカードを出すことができます。
- 全員の手札が無くなるまで行う
トリックをとったプレイヤーが新しいリードになって、手札から好きなカードを1枚出します。同様に、他のプレイヤーはリードが出したカードと同じスートのカードを出します。これを繰り返して、全員の手札が無くなるまで行います。
ここがポイント!
リードは好きなスートを選べますが、ハートがブレイクされていない場合はハートだけはリードで出すことができません。
ハートブレイクとは
- スートのカードがないとき
- 手持ちのカードがハートしかないとき
この条件下でのみ、ハートのカードを出すことが可能となり、ハートのカードが1枚出た状態をハートブレイクと言います。ハートブレイク後は、誰でもハートを出すことができるようになります。
5. ラウンド終了ごとに獲得したカードを集計する
ハートは1枚につきマイナス1点。スペードのクイーンはマイナス13点です。
ただし、「シュートザムーン又はスラム」が起きた場合、自分のマイナスは0になり、自分以外のプレイヤー全員に-26点が与えられます。合計のマイナス点が最も高い人の勝利となります!
まとめ
トランプゲーム『ハーツ』のルール・遊び方は理解できましたか?
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!