世界中で愛されているカードゲームの「トランプ」には数多くのゲームが存在します。
その中で日本でも人気のある『銀行』ですが、どのようなゲームなのか、トランプ 銀行について詳しく解説していきます。
『銀行(お金)』ってどんなゲーム?
銀行は、「銀行員」と「預金者」に分かれて行うゲームで、手札をルールに従って出していき、カードの強弱を競います。
カードをお金に見立てて、親である銀行員が破産したら預金者の勝ち、逆に預金者全てが破産したら銀行員の勝ちとなるゲームです。
プレイ人数 | 3〜7人(推奨) |
対象年齢 | 5歳から |
難易度 | 優しい(複雑なルールはありません) |
『銀行』で使用するカード
銀行では、ジョーカー以外のトランプカード全52枚を使用します。
『銀行(お金)』の基本用語
トランプ 銀行の基本的な用語を解説します。
預金額
各プレイヤーの手札で、全て無くなると負けとなります。
勝負札
A、K、Q、Jの裏向きに場に並べられた7枚のカードです。
カードの強さはA > K > Q > Jの順でA(エース)が最強です。
お金カード
A、K、Q、J以外のカードです。
スペード、クラブは1枚1,000円。ハート、ダイヤは1枚2,000円として扱い、合計で54,000円分あります。
破産
預金額である手札が全てなくなった状態です。
破産となると、そのラウンドのゲームには参加することはできません。
『銀行(お金)』のルール・遊び方
それでは『銀行(お金)』のルール・遊び方を紹介していきます!
(以下、画像の出典:トランプスタジアム)
ゲームの勝敗
預金額である手札が全て無くなると「破産」となり、親である銀行員が破産すると預金者の勝ち。逆に全ての預金者が破産すると銀行員の勝ちとなります。
ゲームのルール
①カードをお金と勝負札に分けてカードを分配
お金である2〜10までのカードと、勝負札であるA、K、Q、Jに分けます。
その後、お金カードの合計54,000円分のうち半分の27,000円分を親である銀行員が持ち、残りを預金者で均等に分配します。
②勝負札を配置する
親である銀行員は、勝負札である16枚のA、K、Q、Jをよくシャッフルした後、場に7枚と親の手元に1枚裏向きのまま配置します。
預金者は、場にある7枚の勝負札のなかから1枚選択し、手持ちの預金額から任意の金額を賭けます。
※他の預金者と同じ勝負札に賭けても構いません。
③全員が賭け終わったら、勝負札をオモテにする
預金者の全員が賭け終わったら自分の選択した勝負札を、親である銀行員は手元にあるカードをオモテにして、カードの強さを比較します。
銀行員の勝負札よりも預金者の選択したカードの方が強ければ、賭けた金額と同じ金額を銀行員からもらう事が出来ます。
逆に銀行員の勝負札の方が預金者の選択した勝負札より強ければ、賭けた金額は銀行員が回収します。
④引き分けの場合は、賭けた金額はそのまま手札へ戻す事が出来る
- 銀行員の勝負札 > 預金者の勝負札では、賭け金は全て銀行員のもの。
- 銀行員の勝負札 < 預金者の勝負札では、銀行員が賭け金と同じ金額を預金者へ支払う
- 銀行員の勝負札 = 預金者の勝負では、賭け金を手札へ戻す
⑤破産するまで繰り返す
毎ゲームごとに勝負札を配置しなおして繰り返し行います。
銀行員のお金が全てなくなったらゲーム終了で、その時点で破産せずに残っていた預金者の所持金額が多い順に順位が決まります。
しかし銀行員が破産するよりも早く、全ての預金者が破産してしまった場合は銀行員の勝ちとなります。
『銀行(お金)』で勝つためのポイント!
トランプ 銀行は、運の要素が大きいゲームです。
しかし、預金者は自分で賭け金を決める事が出来るため、1度で大きな金額を賭けるのではなく、少しずつ賭けてチャンスを狙う戦法がおすすめです。
まとめ
トランプゲーム『銀行(お金)』のルール・遊び方は理解できましたか?
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!