世界中で愛されているカードゲームの「トランプ」には数多くのゲームが存在します。
その中で日本でも人気のある『戦争』ですが、どのようなゲームなのか、トランプ 戦争について詳しく解説していきます。
『戦争』ってどんなゲーム?
2人以上で遊ぶトランプゲームで、場に出したカードの強さを比較し、強いカードを出したプレイヤーが勝ちというシンプルなゲームです。
運の要素が強く、誰でも手軽に遊ぶ事ができる人気のトランプゲームになっています。
プレイ人数 | 2〜5人(2人用ゲームとしてルールを定めている場合もある) |
対象年齢 | 5歳~ |
難易度 | 優しい(運の要素が強い) |
『戦争』で使用するカード
戦争では、プレイ人数により使用カードが変わります。
- 2人または4人:ジョーカー以外のトランプカード全52枚
- 3人:2を1枚除く51枚、またはジョーカー2枚加えた54枚
- 5人:2を2枚除いた50枚
『戦争』の基本用語
トランプ 戦争の基本的な用語を解説します。
手札
プレイヤーの手持ちのカード。裏向きで山にして使用する。
場札
場に出された表向きのカード。このカードの強さを比較して勝負する。
取り札
カードの強さを比較し、勝ったプレイヤーが取ったカード。手札が少なくなったらシャッフルして手札に加えることが可能。
『戦争』のルール・遊び方
それでは『戦争』のルール・遊び方を紹介していきます!
(以下、画像の出典:トランプスタジアム)
ゲームの勝敗
カードの強さを比較し、カードを取り合います。誰かの手札が無くなった時点でゲーム終了となり、その時点での手札の枚数が多い人が勝ちとなります。
カードの強さ
カードの強さは(A > K > Q > J > …… 3 > 2)の順で強く、マークは関係ありません。
またジョーカーが入っている場合は、ジョーカーが1番強いカードになります。(様々なローカルルールあり)
ゲームのルール
それでは実際にゲームのルールについて解説します。
① カードを配る
よくシャッフルしたカードを、各プレイヤーへ均等に配ります。
配られたカードは裏向きのまま重ねて山を作り、自分の手札とします。
② 掛け声と共にカードを出す
何らかの掛け声(せーの!等)と共に、全員が手札の1番上のカードを表にして場に出します。
場に出たカードの強さを比較して、1番強いカードを出したプレイヤーが勝ちとなり、場に出されたカードを全て取ることができます。
勝ったプレイヤーが取った場札は手元に置いておき、手札が少なくなったらよくシャッフルして手札に加えることが可能です。
③ 同じ強さのカードが出たら
もしも、複数のプレイヤーが同じ強さのカードを出した場合、そのプレイヤー達だけで再度カードを1枚ずつ場に出して強さを比較します。
2回目も同様に同じ強さのカードが出た時は、3回目、4回目と決着が付くまで繰り返し競います。
その場合の勝者は、場に出ている全てのカードを取ることができます。
④ 誰かの手札がなくなるまで繰り返す
繰り返しカードの強さを競い合い、誰かの手札が全てなくなったらゲーム終了です。
その時点での手札の枚数が多い順に順位が決定します。
『戦争』の変則的ルール
トランプ 戦争には、様々な変則的ルールやローカルルールが存在するため、いくつかご紹介します。
2人用ゲーム
「2人用ゲーム」としてルールを定めている場合があり、その場合は勝者が取った場札は再び手札に加えることは出来ず、手札がなくなった時点で持っている取り札の枚数によって勝敗が決まるルールがあります。
ジョーカーを加える
ジョーカーを加えた場合、ナポレオンのようにジョーカーよりも3の方が強い、または大富豪のようにジョーカーよりも2の方が強いといったルールも存在します。
スペードのAは世界一
出された同じ強さのカードがA(エース)だった場合、「スペードのA」は”世界一”と呼ばれ、無条件で場札を取ることが出来るルールなどが存在します。
まとめ
トランプゲーム『戦争』のルール・遊び方は理解できましたか?
ぜひ皆さんも遊んでみてくださいね!